バット 息子 左打ち ピッチャー 球 振り 2 スタイル ウン オッケー ーの記事一覧

息子は左打ちになった。
いや、左打ちにした、という表現の方が正しい。
でも、私からの説明で何とか左打ちが野球では得をするという事は、納得してもらえたようだ。
しかし、今まで短い期間だったかもしれないが、右でしか球を打った事がない息子だ、「はい、今日から左打ちでバンバン打ちなさい。」というわけにもいかない。
そこで、基本から先ずは教えよう。
本当に基本的な部分から教えた。
1.スタンス
  ピッチャーに対して、開いた両足が一直線になるように立つ、いわゆるスクエアだ。
  足の幅は、自分の肩幅よりもやや広め。(大体、肩幅から靴の幅にして2足分程度)
2.顔の向き
  無理の無い程度にピッチャーに対して正面を向く、その時なるべく、あごは引く。
息子は左打ちなので、彼の右肩にあごが触れる程度の位置にした。
3.バットの握り
  剣道の竹刀を持つように両腕を伸ばした時に、両肘の間隔はなるべく開かず。
4.ブリップの位置
  これは、実は非常に困った。というのも、あまりバットを立てるように持たせると恐らく振り遅れるだろうと思ったからだ、小学4年生程度の球の速さなら、まだ大丈夫かもしれないが、ちょっと球の速いピッチャーには振り遅れるかも、、、。という事で、今回はミート重視の構えを教えた。イメージで言えばローズ(近鉄、巨人、今年オリックス)のような感じだ。すこし、バットをねかせて、バットのヘッドをピッチャーとは反対の向きにかまえるスタイルである。この状態から、バットを出すと勢いを付けるのは難しいがミートするのには向いている。先ずは球にバットを当てる感覚を覚えてもらう為に今回はこのスタイルにした、但し、後々はもう少しバットを立てたスタイルに変更しようと思う。
簡単に上記のような事を息子にバットを持たせながら教えてみた。
形はOKである。
「じゃぁーこれでバット振ってみて。」(私)
「うん」(息子)
「フーン」バットを振った音。(息子)
(かなり遅い振りだぞぉー、大丈夫かなぁー?!)
「オッケー、オッケー、もう3回くらい振ってみて。」(私)
「うん」(息子)
「ウン、、、、ウン、、、、、ウン」(バットを振るときに漏れる声)(息子)
最初は、左でバットを振ることに慣れるまで、速い振りは期待できないが、日々素振りをすればコツはつかめてくるだろう。
「これを続けていけば、自分の振りになって、体が覚えてくるから、続けようね」(私)
「オッケー」(息子)
次は、実際に球を打つ事で、もっと間隔を掴んでもらおうと思うが、この左打ちの構え方を教えたのは家の中だったので、次回はグランドに行って練習してみようと思う。
続く。

息子の野球