球 息子 スロー オーバー 自分 投げ 3 2 私 取っ 正面の記事一覧

いくぞぉー。
ヒョーイと かなり山形(やまなり)の球を投げた、息子は反射的に、自分の体の正面に来た球に対して、顔を避けて球を取った。
「球がこわいなぁー! でも、しっかり球を取れれば球は自分に当たらないから、逆に逃げるともっと危ないぞ。」(私)
「だから、しっかり球を見て、自分の体の正面で球を受けるんだ。」(私)
「うん」(息子)
今度は息子が球を投げ返して来た、私はオーバースロー派なので、息子にも始めはオーバースローを教えたかった、実は体に無理が無ければ、オーバースローが一番コントロールしやすいからだ、特に球を指先から放すタイミングが覚えられない子供の内は、スリークォーターやサイドスローだと、とんでもない所に投げて仕舞いがちだ。そこで、
「球は、最初は3本の指を掛けて、投げる腕が自分の耳の横を通る気持ちで投げるとオーバースローになるからな。」(私)
「うん」(息子)
投げた球は、キチンと私の元に返ってきた、しかも、この年齢にしては速い。私は、小学校3-4年の頃は、学年で1,2位を争う程球が速かったが、その父の素質を受け付いだのか?!
もう一度、息子に球を投げ返した、今度も顔を避けるようにして球を取っていたが、今度は私から身振りだけで、体の正面で更に両手でグローブを押さえるように、して見せた。
同じ事の繰り返しが20球程度続いただろうか、段々と慣れた様子で、この山なりの球を受けるのは、怖くなくなってきたようだ。
「(なれてきたみたいだ)」(私、心の中)
「その調子だ!」(私)
「うん」(息子)
ちょっと、キャッチボールが楽しくなってきたようだ。
楽しくなるのが上達の早道だ、今日のところはこの辺で終わりにしておこう。
続く

息子の野球