2. 2代目軟式グローブ
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初代軟式グラブは何も知らない小学校2年生の私に代わり、父が選んでくれましたが、小学校4年生になり、少年野球チームに入る事になった私は、2代目の軟式グラブは私自身が選ぶ事になりました。
当時は当然ながらインターネットで閲覧して、何て事は出来ませんでしたので、直接スポーツ用品店に出向いて実物を見たり、店においてあるカタログから軟式グラブのページを開いて、それを見る必要がありました。軟式グラブの購入というと当時、小学校4年生の私にとっては一大イベントであり、かなり高価な買い物をこれからするんだというワクワクした気持ちと誕生日でもないのに、こんなに高い買い物をしてもいいのだろうかなどと子供ながらに考えていました。
しかし、いざ軟式グラブを選びにスポーツ用品店に行くと、あるわあるわ、ホントにたくさんの軟式グラブがありました。ちょっと遊び心で、硬式グラブもいじってみたりしましたが、やたらと重く、硬かった感触を今でも覚えています。
さて、たくさんの軟式グラブが店の中に並んでいます。お店の店員の方が近づいて来て、
「野球グラブ探してるの?」
なんて声を掛けてくれたんでしょう、そこまでハッキリとは覚えていませんが、お店の人に僕は外野とピッチャーをやるんだ、というような事をお店の人に伝えたような、、、、。
そしたら、オールラウンドの軟式グローブを勧められました、そして、その時に初めてオールラウンド用のグローブっていうのが存在する事を知りました。
さて、オールラウンドの軟式グラブもたくさんあります。(確か、10種類位はあったような、、、。)
それの全てを手に取り、そして全てに自分の左手(私は右投げなので)を入れてみました。
色は青、緑、茶色、赤と4色位の色から選ぶ事が出来ました。
そして選んだのは、茶色(スゴーク普通の選択)でした。メーカーはミズノを選んでいました。
選択肢の中には、ミズノ、SSK、ローリングスだったと思いますが、ミズノの軟式グラブ!っていうのが当時は「いいグラブ」として、我がチームの中では認識されており、私もそれに負けた形でミズノ製の軟式グラブ、オールランドを選んでしまいました。(別に悪いという意味でお伝えしているのではないので、悪しからずお願します。)
この時の選択は、「ミズノ製の軟式グラブ」というブランド志向(?)のようなものがあったので、かなり先入観がありました、他のSSKやローリングスなどは一応見てみるが、最後はミズノ製と決まっていたようなものです。
でも、ミズノ製の軟式グラブの中でも、3つ位の選択肢があり、サイズ的には多少大きめのものを選び(これは店員さんのアドバイスによるものが大きく、「オールラウンドという事なら外野の守備も考えて少し大きめがいいんじゃないかなぁー」なんて言葉だったと思います。)
そして色は無難に茶色、目立つのが嫌だったとか、派手なのは合わないとかいう気持ちは特になかったのですが、スゴーク普通の選択になってしまいました。 そして、
「よし!これが僕のグローブになるんだ!」
という気持ちと共に私の2代目軟式グラブを選ぶ作業は終了しました。結局、カタログは見ませんでした。
しかし!
その時は一人でスポーツ用品店に来ていた事もあり、当然お金を持っていません。そもそも、その日は「選ぶだけ」という目的だけで来店しておりましたので、「よし、これだ!」という軟式グラブを決めて後は、親と来店し「お買い上げ!」という段取りでした。
後日、母親と再び来店した私は、先日選んだ軟式グラブを母親にみせ、「これだよ、お母さん!」と言ったかまでは覚えていませんが、これが2代目軟式グラブを選んだ時のお話です。 あまりにも普通すぎですみませんでした。(^_^;