チー君が投げている姿を2イニング見ることができた。
(2イニングしか投げていないが。)
マウンドでの動作に余裕を感じるようになった。
メンタル的なトレーニング結果としては、それでOKだと思う。
相手に飲み込まれず、打者を下に見て投げている、ということだ。

が、気になる点があった。

前回の投球の時にも気が付いた点だ。
カーブを投げない。
チーム方針で投げない時期があったのは承知している。
前回の投球の時は、試合前の投球練習でカーブの調子が
悪かったから投げなかった、というのも聞いた。

が、今回も投げていないのだ。

試合が終わってから判明した事は、キャッチャーの支持だったそうで
ストレートに付いてきていないから、ストレートで十分、という考えらしい。

チー君は試合中に、首を何回か降ったらしいが、ストレートのサインばかり
だった理由はそういうことだ。
これは、まずい。
この時期の調整という意味を理解していない。
ピッチャーもキャッチャーも両方で理解していないのだから困ったものだ。

次回以降は、チー君には言い聞かせたので大丈夫だろう。
3月から始まるリーグ戦、本番だ。
この時期には、この本番に向けて調整する意味がある。
抑えることに重点を置いてはいけない。

ピッチャーは、自分の持ち球の全てを試して、調整する必要がある。
投球練習では得られない、実戦形式=練習試合、でのカンを掴むのだ。
逆にこの時期を逃すと本番のリーグ戦の最中に調整するような事になり
試合に勝つ、という命題のもと、自分の好きな球だけを投げるわけには
行かなくなり、精神的にも大変な事になる。

明日も練習試合の予定があるが、チー君が投げるかどうかは微妙。
もし、投げるならカーブは投げてもらおう。

打撃は、2打席観た。
レフと前ヒットとレフとフライ。
外の球を打てるようになってきたのは前進だ。
しかし、依然として、
「その球、待ってたの?!」
という球に手を出しているところがきになる。

一級目のストライクなのに、その球に手出すの?
積極性があっていいのは、待ってた球が来たときだけだ。
考え方が間違っているかもしれない。
何回も説明しているが、何回でも間違えるなら
何回でも説明しよう。
野球は頭を使うスポーツだよ、チー君。

打率4割打つには、今のままでは難しい。
打席でも余裕が感じられるようにならないとね。
それには、もう少し頭を使おう。
夕飯のときに、少し説明してみます。
明日の練習試合の為にも。