2007年3月29日の記事一覧

とりあえず形だけは左打ちになった息子。
但し、実際に球を打った事はないので、感覚がつかめてないだろう、今日は近くの公園に行って小さなネットを張り、実際に球を打つ練習をしてみた。
スポーツショップに行けば打っているネット、これはゴルフの家庭用の打ちっぱなし用ネットをもう少し小さくしたようなものだ。ボールは40球程度買った、費用は1球大体350円(高!)であったが、最初にある程度買っておけば後々使えるので、最初の出費は見なかった事にしておこう。
さて、公園に到着。
公園と言っても、小さな野球場と一緒になっているので、バックネットがある。
それに向かってネットを張り、そこに向かって打つのだ。
私は息子の斜め前の球の入った缶に座り、そこからトスするのだ、いわゆるトスバッティングである。
野球の練習風景を見ていると球にバッティングゲージで打っていない選手が、ネットを前にしてトスバッティングをしているのを見かけるが正にそれである。
ちょっと怖い。
なぜかと言うと、なれていない息子が息子の斜め前に座っている私に向かって球を打ってくる可能性があるからだ。斜め前に座っている私がトスした球をネットに向かって打つのが本来の姿であるが、打ち損じて私に球が向かってくるかもしれない、、、、当然、近距離なので避け様がなく、もし球が私に向かってきたら球は命中するだろう。
そんな不安を抱えつつ、トスバッティングを始めた。
「いい、こうやって球を投げる(トス)するから、ネットに向かって打つんだよ。」(私)
「あ、それより、最初にお父さんが見本を見せるから、それを真似してみて。」(私)
急遽、私が最初に手本を見せる事にした。但し、私は右打ちなので、息子には今私が座っている場所と反対の斜め前に座らせた。
「いいよ、投げて(トスして)」(私)
「いくよ!」(息子)
「コキーン!!ズザァー!」球がバットに当たり、球がネットに収まる音。
「はい、もう一球」(私)
「うん」(息子)
「コキーン!!ズザァー!」(同上)
「こんな感じだな、出来るかな!?」(私)
「うん、やってみる!」(息子)
私と息子は場所を移動して、それぞれ役割交代。
「いくぞ!」(私)
「・・・・」真剣に私の手元を見つめる息子
「カツッ! コーン」(球がバットの芯をはずれ、しかも用意したネットに当たらず、公園に設置してある野球のバックネットに球が当たった音。
「うお! 球をしっかり見てねぇー!」(私)
「うん」(息子)
「いくよぉー!」(私)
「コキ、ズザ」(今度は球がバットの芯に辺りネットに命中!した音)
「そうそう、そんな感じ、もう一丁!」(私)
「コキ、ズザ」(同上)
こんな練習を続けたが、前回家で教えた4つの教えは、ボロボロ。
1.スタンス
2.顔の向き
3.バットの握り
4.ブリップの位置
まぁー球にバットを当てる事だけに集中しているので仕方なしか、、、。
「どんどん、お父さんから離れていってるぞぉー」(私)
「自分の立っている位置を見てごらん、知らないうちに下がってるねぇー」(私)
「ほんとだぁー」(息子)
「じゃぁー投げる球をもう少しゆっくり、遅く投げるから、下がらないようにね!」(私)
「うん」(息子)
大体、10球の内、半分はバットの芯に当たっている。という事は半分はカスッているという事だ。まぁー最初だから仕方なしとしよう。その日の練習は結局とスバッティングだけで150球位打った息子、少々顔を赤くして、微妙に汗をかいていた。
次はもう少し形も直してみようかなぁー、特にグリップの位置かな。
続く。

息子の野球